当院の取り組み
「にじのかけはしプロジェクト」は多様なSOGIに関して、以下の宣言のもと病院の制度・設備といったハード面と知識・理解・啓蒙といったソフト面との両面で取り組みを行っています。
○すべての人にはその人らしく豊かに生きる権利があります。それは年齢、病気や障がいの有無、ジェンダー、社会経済的背景や国籍、人種、思想信条、宗教にかかわらずおかすことができないものです。
○性自認や性的指向は人によってさまざまです。わたしたち岡山協立病院の職員は、多様な性のありようを認めあい尊重する社会をめざして学び行動します。
○院内にレインボーフラッグを配置。LGBTQ基礎知識を学んだ職員は支援者であることを示すアライバッチを装着しています。
○性別にかかわらずに着られるパジャマ・健診着を用意しています。
○ジェンダーに関わらずだれでも使える「だれでもトイレ」を院内に複数設置しています。
○通称名を利用している方にも配慮して診療案内を受付番号で表示、番号でおよびだししています(協立病院内科・総合診療科)
○続柄を確認するときは「息子さんですか?」などと閉じられた質問ではなく、「患者様とのご関係を教えて頂けますか?」と伺います。ジェンダーを決め付けない声かけをしています。
○法律上の親族・家族でなくても、同性パートナーによる同意書のサインをすることができます。
○カルテに「社会的性別」「遺伝学的性別」を記載し、窓口ごとに説明しなくてよいようにしています。
○SOGI・LGBTQに関するお困りごとは「なんでも相談室」でご相談をお受けします。サポート団体のご紹介も行います。
2023年度院内学習のパネルの一部を紹介します。