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認定看護師の紹介

認定看護師は、社団法人日本看護協会の看護認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践のできる看護師です。
認定看護師の専門的な知識と幅広い経験が看護現場において実践・指導・相談の3つの役割を果たすことにより、看護ケアの広がりと質の向上をもたらします

感染管理認定看護師の知識と技術について

  • 各施設の状況の評価と感染予防・管理システムの構築
  • 医療関連感染サーベイランスの実践

感染管理認定看護師を目指した理由

HCU、病棟と経験を積む中で看護部リンクナースの役割も担ってきた。しかし、表面的な知識のみでさらに踏み込んだ学習はできていなかった。その最中看護部長から声をかけていただき認定を取得することでスキルアップをし、病院に少しでも貢献できればと考えた。

認定看護師としての院内での活動

病院だけでなく法人全体で組織横断的に感染管理を行っています。

感染管理の考え方、そして自らの目標

認定看護師の中でも「管理」がつく認定看護師は感染だけです。そのため対象は看護師だけでなく多職種となり、各種連携も必要となってきます。ただ感染管理活動は自分一人ではどうにもなりません。コアメンバーはもちろん管理者、現場の協力を得ながら活動しています。そして今後は、「協立病院の感染対策は万全だね」と言われるように取り組んでいきます。

緩和ケアの知識と技術について

  • 痛みの総合的な評価と個別的ケア
  • 薬剤の適切な使用および疼痛緩和

認定看護師を目指した理由

日々様々な疼痛に関わる中で、専門的な知識の充実、疼痛緩和の実践ができることで患者さんのQOLの向上を図りたいと考えていました。疼痛により、希望することができない、できる限り、選択肢がある生活を送ってもらえるためには私は何ができるのかを考えていました。自分の無力さとの向き合うことも多く、そのような時に、上司の薦めもあり決心しました。

認定看護師としての院内での役割

緩和ケア病棟での実践が中心となっています。緩和ケアチーム回診も行っています。

ホスピスケアについて、また緩和ケアの考え方、そして自らの目標

緩和ケアが治療初期からの実施の重要性をいわれているように、その時々、今を生きている患者さんを支えるケアと考えます。
私自身、その時々で一番よいと考えられる立ち位置を考え、チームでともに悩み、ベストな方法を考えることができる認定看護師でありたいと思います。

認定看護師の役割

実践、指導、相談が役割としてあります。全人的苦痛の視点で、実践モデルとなり、疼痛緩和のためのケアの提供を行っています。
病棟~院内全体、また地域に向けての学習会も実施できることで、知識の充実や緩和ケアを広めていくことができたらと考えます。

これから取り組んでいきたい課題や将来の夢

学会や、研修会に参加して最新の知識を持ち、自己研鑽をしていく。
現在は、病棟中心の活動となっていますが、今後は病院全体での活動をしていけるようシステム作りからしていきたい。

普段から心がけていること

物事を一歩ひいて冷静にみる、客観的な視点を忘れないこと。
自分自身を知り、弱みや強みと向き合うこと。
心身ともに健康であるように、オン・オフを上手に生活に組み込んで日々を丁寧に生きること。
感謝、思いやりの気持ちを忘れない。感謝の気持ちを、相手にも伝えること。

皮膚・排泄ケア認定看護師の知識と技術について

  • 褥瘡などの創傷管理およびストーマ、失禁等の排泄管理
  • 患者・家族の自己管理およびセルフケア支援

認定看護師を目指した理由

私は外科病棟で勤務しています。外科病棟では人工肛門(ストーマ)を造設する患者さんがおられます。人工肛門造設後、ストーマ装具(便を溜めておく袋等)から便が漏れて皮膚がただれたり、日常生活がままならなくなる患者さんがおられました。経験や独学では患者さんの生活を取り戻すことができず、他院から皮膚・排泄ケア認定看護師の方に来ていただいてアドバイスを受けていました。そんな中、上司の勧めもあり、自ら患者さんをケアするために皮膚・排泄ケア認定看護師を目指しました。

認定看護師としての院内での活動

褥瘡や皮膚トラブル、人工肛門、排泄管理について相談を受け、実践・指導を行っています。また、専門分野の学習会を行っています。

認定看護師を目指す方へ

認定看護師になることで得られる専門性の高い知識や技術によって、現場での看護ケアの幅や質が高まります。このことが、患者さんへ良い結果につながり大変やりがいを感じられます。現在、認定看護師の専門分野や21分野あります。少しでも気になる分野があれば覗いてみてください。そして、一緒にやりがいを感じてみませんか。

緩和ケア認定看護師の知識と技術について

  • 疼痛、呼吸困難、全身倦怠感、浮腫などの苦痛症状の緩和
  • 患者、家族への喪失と悲嘆のケア

緩和ケア認定看護師を目指した理由

がんという病気に向き合い、身体の様々な辛い症状に向き合いながら、自分らしく1人の人として生きたいという一人ひとりの患者様とそのご家族との関わりが沢山ありました。その中で、常に患者様とそのご家族のそばで一緒に悩み、考えていける看護師になりたいという想いから認定看護師を自ら目指しました。

緩和ケア認定看護師としての院内での活動

がんなどの病気や治療に伴うこころつらさやからだのつらさを予防したり、和らげたりすることで「その人らしく過ごせる」よう、診断された時から退院した後まで、色々な職種と連携をとりながら患者さん・ご家族をサポートしていきます。

これから目指す方へ

認定看護師となる時、自分自身の看護について深く見つめ、考える機会が多くありました。その時に、常に支えとなっていたのは1人ひとりの患者様とご家族との関わりでした。きっと、あなたにもかけがえのない患者様とそのご家族との関わりがあるはずです。そのあなたにしかない看護を深め、より多くの患者さまとそのご家族に実践してあげてください。いつか、認定看護師として、ともに働けるのを楽しみにしています。