血管撮影室

『心筋梗塞』、『脳動脈瘤』、『肝細胞腫瘍』、『閉塞性動脈硬化症』、新聞やニュースでお聞きになったことはありませんか?
血管撮影室は、このような血管性病変を診断、治療する医療設備です。
当院では、医師、看護師、臨床工学技士、診療放射線技師といった様々な分野でのスペシャリストが、患者様を中心に、より良いチーム医療を心がけ、安全で安心な検査・治療を目指しています。

〈検査・治療方法〉

患者様は、入室後、寝台に仰向けで寝ていただきます。
カテーテル(※直径1~1.5mmほどの細い管。)を用い、動脈(※検査内容に応じて、肘、手首、鼠径部などの動脈。)に進めていくのですが、この際に局所麻酔で少し痛みが伴います。検査中に痛みを伴うことはこの一瞬です。
カテーテル挿入は、X線透視下で速やかに目的血管まで進めて行きます。目的血管到達後、造影剤(※血管に流すことで、X線を吸収し、透視画面上に黒く写る薬剤。)を注入して血管の狭窄度や閉塞状態、腫瘍を栄養する血管を撮影します。

●検査時間:30~60分 ●治療時間:60~90分

さらに、検査手技を応用した治療は、狭窄した血管をカテーテルの先についたバルーン(風船)で拡げ、ステント(金属製網目状の円筒)を留置する『血管形成術』や、腫瘍を栄養する動脈を人的に塞栓させる『動脈塞栓術』などの血管治療を行っており、手術ができないような高齢の患者様にも治療が可能です。